フィリピン人ってネイティブスピーカーなの?

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 マニラ

 

「フィリピン人の公用語は英語です!」

 

このようにオンライン英会話スクールの『フィリピン人の紹介文』に書かれていて、無知な私は「っていうことはフィリピン人ってネイティブスピーカーなんだ♪」と、思っていました。

 

そして『公用語が英語』『英語のネイティブスピーカー』っていうのはぜんぜん違う意味だということに気づいたのがついこのが少し前の話ですw

 

というか、この”公用語”という概念が日本人にはなかなか、理解するのは難しいんのではないかと。(いや楽勝かな?w)

 

ネイティブスピーカーの定義

 

ネットのLongman Dictionary(英英辞書)で「native speaker」と調べたときに出てきたのが次の文章です。

 

someone who has learned a particular language as their first language, rather than as a foreign language

 

つまり「第一言語としてある特定の言葉を習った人」といったいったところでしょうか?(ちなみに第一言語は「幼少時より家庭において身につけた言語」という意味)

 

なのでネイティブスピーカーは「ある言語を幼少時より家庭で身につけた人のこと」ということ。逆にいうと「幼少時のときからその言語を使っていないとネイティブスピーカーとはいえない」ということでしょうか。

 

公用語とは?

Manila

 

そして公用語の定義がこちら↓

公用語(こうようご)とは、国、州、国際的集団など、ある集団・共同体内の公の場において用いることが公式に定められた言語を指す。その集団が有する公的機関には義務が課され、公的情報を発信する際等には公用語を用いなければならない。

wikipediaより参照

 なるほど…。つまり「公の場で使うことが定められているだけでプライベートで使うことが定められているわけではない」ということですね。

 

なーるほど。以前、オンライン英会話でフィリピン人講師と話しているときに「友達とは英語では話さないよ!だってタガログ語(フィリピンのもう一つの公用語)があるし♪」といっていた意味がようやく理解できました。

 

つまり

公用語が英語≠ネイティブスピーカー

ということですね。

 

ちなみにこの公用語というものを聞いて、一つ思い出したのが、手話。政府が何か発表するとき、横で手話の通訳の方が訳しているあのシーン。

 

普段は何も意識することなく見過ごしていましたが、あれがなかったら間違いなく耳の聞こえない方たちは困るわけで。

 

細かく言えば少し違うかもしれませんが「国民全員にしっかりと同じ意味を伝えることを目的としている」という観点で考えると、あれも公用語の一種なのかなと思います。

 

 

で、フィリピン人ってネイティブスピーカーなの?

 

 class

 

『公用語』と『ネイティブスピーカー』の違いをはっきりさせたところで「じゃあ、結局、フィリピン人はネイティブスピーカーなのか?」と。

 

この質問に答えるためには前述のネイティブスピーカーの定義、つまり「フィリピン人は幼少期から英語を使って育っているのか?」をはっきりさせる必要があります。

 

そしていろいろと探しているとこのような記事を発見

 

レベルの高さに愕然! プリスクール留学 1日目 「フィリピン親子留学★体験記」vol.3/ 編集長 内海 裕子 | Glolea![グローリア]

 

 

こちらの記事を読めば「フィリピン国内での英語教育に対する意識の高さ」がお分かりいただけるかと思いますが、こちらの記事で注目していただきたいのは

 

「フィリピンのママ達は0歳時からプリスクール入園を意識して、タガログ語/英語のバイリンガルで子どもを育てるのだそう。」

 

 という一文。これってつまり「そんなときから英語を使ってるならフィリピン人はネイティブスピーカーって言ってもいいんじゃない?いやいや、でもタガログ語も使ってるんでしょ?もしもタガログ語の方が私生活でいっぱい使ってたらそれはネイティブスピーカーとはいえないんじゃ?」

 

 

と、このようにフィリピン人を「ネイティブ」「非ネイティブ」と定義するのは非常に難しい問題だと感じます。

 

question

 

しかし、少なくとも英語圏などで英語のみを学んでいる「純粋なネイティブスピーカー」ではないでしょう。(少なくとも、タガログ語も同時に学んでいるようですし)

 

そしてもちろん先ほどの記事で出てくくるような英語教育に対する意識のの高さはすべての家庭に当てはまるわけでもないと思います。(貧しい家庭ではそのような環境を用意するのは厳しいでしょう)

 

 

これらのことから、フィリピン人のことを定義するとしたら「ネイティブスピーカーとまではいかないまでも、環境によっては限りなくネイティブスピーカーに近い存在になれる人たち」ということでしょうか。

 

そして事実、私も毎回のごとく講師を変更しながら、多くのオンライン英会話スクールのレッスンを体験してみると「もう、ネイティブっていってもいいんじゃないの?」と思えるような、発音、話すスピード、文法、すべてにおいて素晴らしいフィリピン人講師に数多く出会いました。

 

 

こう考えたら、フィリピン人はネイティブスピーカーじゃないからフィリピン人からは英語を教えてもらわないというのはかなりもったいないことだと思います。

 

だって、ほぼネイティブなわけですから。

 

 

スクールによって教師の質には差は存在する!

 

しかし、DMM英会話やレアジョブといった格安のオンライン英会話に、発音があまりよくなかったり、英語の教え方が明らかにうまくないような講師としての質が高くないフィリピン人講師は確かにいます。

 

 

ただ、反対にそういった質の低い講師はすくなくレベルの高いフィリピン人講師が集めっているようなオンライン英会話があるのも事実です。

 

 

そのようなオンライン英会話の講師の質に関してはこちらのページで詳しくご紹介しています。

 

【要注意!】オンライン英会話で講師の質が違う理由!

 

 

 

 

 

 

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